竜50銭銀貨
【保有枚数:1枚】
年号 | 発行枚数 | 備考 |
---|---|---|
明治30年(1897年) | 5,078,437枚 | 下切 |
写真
<表面>
<裏面>
基本情報
直径 | 品位 | 量目 |
---|---|---|
30.90mm | 銀800・銅200 | 13.48g |
発行枚数
年号 | 総発行枚数 |
---|---|
明治6年(1873年) ~明治7年(1874年) |
64,804,835枚 |
明治9年(1876年) ~明治10年(1877年) |
|
明治13年(1880年) | |
明治18年(1885年) | |
明治30年(1897年) ~明治38年(1905年) |
備考
明治6年銘の竜50銭銀貨には、通常のもの(正年)と長年のものが存在します。
「長年」とは、表面の「年」の字の5画目(1番下の横画)が特に長いものをいい、通常のものよりも高い価格で取引されています。
明治9年銘、10年銘、30年銘、31年銘、38年銘には、「下切」と「上切」があります。
これは、裏面の菊の切り口に角度によって区別されます。
所持しているものは「下切」で、右下から鋏を入れたような切り口になっており、上の方がとがっています。
これとは逆に、右上から鋏を入れたような切り口で、下の方がとがっているものを「上切」と呼びます。
「上切」と「下切」の取引価格の差は発行年により異なり、明治30年銘の場合、「上切」が「下切」の6~40倍(グレード評価により異なる)の価格で取引されています。
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