01-30(近30)菊10銭アルミ貨

菊10銭アルミ貨

【保有枚数:1枚】

年号 発行枚数 備考
昭和18年(1943年) 944,900,000枚
(量目1.20g累計)
量目1.20g

写真

<表面>

菊10銭アルミ貨表

<裏面>

菊10銭アルミ貨裏

基本情報

直径 品位 量目
22mm アルミ1,000 1.50g
1.20g
1.00g

発行枚数

量目1.50g

年号 総発行枚数
昭和15年(1940年)
~昭和16年(1941年)
575,600,000枚

量目1.20g

年号 総発行枚数
昭和16年(1941年)
~昭和18年(1943年)
944,900,000枚

量目1.00g

年号 総発行枚数
昭和18年(1943年) 756,000,000枚

備考

菊10銭アルミ貨はこれまでの硬貨と異なり、アルミ100%の硬貨です。

これは、昭和14年(1939年)第二次世界大戦の勃発からつながった昭和16年(1941年)の太平洋戦争の際、戦略物資としての「銅」を確保するためにアルミ青銅貨が廃止になったためです。

菊10銭アルミ貨のデザインは、表が菊の紋章と枝葉、裏が桜の花です。

裏面の桜花の図案は凹面図になっており、この凹図は日本の近代・現代貨幣においてはこの硬貨だけの大変珍しい図案です。

菊10銭アルミ貨は、量目が3種類存在しています。

年代別に細かく分類すると以下の表のようになります。

製造期間 量目 厚さ
昭和15年(1940年)4月1日
~昭和16年(1941年)8月31日
1.50g 1.90mm
昭和16年(1941年)9月1日
~昭和18年(1943年)1月30日
1.20g 1.45mm
昭和18年(1943年)2月9日
~昭和18年(1943年)9月28日
1.00g 1.25mm

直径、品位は同じですが、厚さが違うため、量目が異なります。

昭和18年銘(1943年)前期の1.20gのもの(厚い方)は、製造期間が1月1日~1月30日の30日間と非常に短く、一番希少性が高くなっています。

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