竜10銭銀貨
【保有枚数:1枚】
年号 | 発行枚数 | 備考 |
---|---|---|
明治6年(1873年) | 5,109,951枚 | トメ明 |
写真
<表面>
<裏面>
基本情報
直径 | 品位 | 量目 |
---|---|---|
17.57mm | 銀800・銅200 | 2.70g |
発行枚数
年号 | 総発行枚数 |
---|---|
明治6年(1873年) ~明治10年(1877年) |
267,114,332枚 |
明治13年(1880年) | |
明治18年(1885年) | |
明治20年(1887年) ~明治21年(1888年) |
|
明治24年(1891年) ~明治35年(1902年) |
|
明治37年(1904年) ~明治39年(1906年) |
備考
明治6年銘(1873年)の竜10銭銀貨には「ハネ明」と「トメ明」が存在しています。「ハネ明」は「明」の「日」の最後の1画が跳ねており、「月」の1画目とつながっているものをいいます。
所持しているものはつながっていないため、「トメ明」のものです。
「ハネ明」の方が珍しいため、同じ明治6年銘でも10倍以上の価格で取引されることがあります。
明治18年(1885年)、明治26年(1893年)に発行された竜10銭銀貨には、小字タイプのものが存在しています。
明治13年銘(1880年)の竜10銭銀貨は、わずか「77枚」しか発行されておらず極端に少なくなっています。
発行数が2番目に少ないのは明治34年(1901年)ですが、800,000枚近くが発行されています。そのことを考えると、明治13年の77枚というのがどれほど少ないかがはっきりとわかります。
古銭情報局内・関連
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- 加納夏雄<新金貨をデザインした金工家・彫刻師>
- 竜のデザインをした彫刻師です。