日本銀行「貨幣博物館」
日本銀行の貨幣博物館は、昭和60年(1985年)11月に開館しました。
東京・日本橋にある日銀本館の南側に立地し、入館料は無料です。
貨幣博物館では、日本貨幣史に関する展示を通して、
- お金とはどのようなものか
- お金がどのようにして生まれ使われてきたのか
- お金の価値を安定させることがなぜ大切なのか
といったことを考える材料を、様々なかたちで示されています。
貨幣博物館のリニューアルオープン
平成27年(2015年)、開館から30年の節目を迎え、貨幣博物館は同年11月21日(土)にリニューアルオープンされました。
30年間の遺跡発掘の成果や学説の進歩を反映し、大きく変化しています。
また、子供向けの体験型展示が充実したり、記念撮影スポットを設けたりと、親しみやすく、わかりやすく、どなたにも楽しめるように工夫されています。
貨幣博物館の内容
貨幣博物館では、国が発行した国内最古の貨幣とされている「富本銭」から現代までの、お金やそれに関連する資料約3000点が展示されています。
また、図柄やインク、印刷技術などにより行われている、お札の偽造防止技術も紹介されています。
資料の展示だけでなく、約20キロある「千両箱」を持ち上げ、重さを体感できるような体験型のコーナーも設置されています。
常設展示以外に企画展も行われています。
例えば、リニューアル直後から平成28年(2016年)2月末までの期間限定で、豊臣秀吉がつくった希少な「天正大判」の実物が展示されたりしていました。
古銭に興味がある方が満足できるのはもちろん、体験コーナーで子供も楽しめる内容になっています。
古銭情報局内・関連
古銭博物館
- 古銭博物館トップページ
- これまで発行された貨幣をまとめています。
古銭図書館
- 古銭図書館トップページ
- 古銭にかかわる基本用語などをまとめています。