菊10銭アルミ貨
【保有枚数:1枚】
年号 | 発行枚数 | 備考 |
---|---|---|
昭和18年(1943年) | 944,900,000枚 (量目1.20g累計) |
量目1.20g |
写真
<表面>
<裏面>
基本情報
直径 | 品位 | 量目 |
---|---|---|
22mm | アルミ1,000 | 1.50g 1.20g 1.00g |
発行枚数
量目1.50g
年号 | 総発行枚数 |
---|---|
昭和15年(1940年) ~昭和16年(1941年) |
575,600,000枚 |
量目1.20g
年号 | 総発行枚数 |
---|---|
昭和16年(1941年) ~昭和18年(1943年) |
944,900,000枚 |
量目1.00g
年号 | 総発行枚数 |
---|---|
昭和18年(1943年) | 756,000,000枚 |
備考
菊10銭アルミ貨はこれまでの硬貨と異なり、アルミ100%の硬貨です。
これは、昭和14年(1939年)第二次世界大戦の勃発からつながった昭和16年(1941年)の太平洋戦争の際、戦略物資としての「銅」を確保するためにアルミ青銅貨が廃止になったためです。
菊10銭アルミ貨のデザインは、表が菊の紋章と枝葉、裏が桜の花です。
裏面の桜花の図案は凹面図になっており、この凹図は日本の近代・現代貨幣においてはこの硬貨だけの大変珍しい図案です。
菊10銭アルミ貨は、量目が3種類存在しています。
年代別に細かく分類すると以下の表のようになります。
製造期間 | 量目 | 厚さ |
---|---|---|
昭和15年(1940年)4月1日 ~昭和16年(1941年)8月31日 |
1.50g | 1.90mm |
昭和16年(1941年)9月1日 ~昭和18年(1943年)1月30日 |
1.20g | 1.45mm |
昭和18年(1943年)2月9日 ~昭和18年(1943年)9月28日 |
1.00g | 1.25mm |
直径、品位は同じですが、厚さが違うため、量目が異なります。
昭和18年銘(1943年)前期の1.20gのもの(厚い方)は、製造期間が1月1日~1月30日の30日間と非常に短く、一番希少性が高くなっています。
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