旧10円金貨
【保有枚数:1枚】
年号 | 発行枚数 | 備考 |
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明治4年(1871年) | 1,867,032枚 | 美品A(無輪)
財務省鑑定書付 |
写真
<表面>
<裏面>
基本情報
直径 | 品位 | 量目 |
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29.42mm | 金900・銅100 | 16.66g |
発行枚数
年号 | 総発行枚数 |
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明治4年(1871年) | 1,869,129枚 |
明治9年(1876年) | |
明治10年(1877年) | |
明治13年(1880年) |
備考
明治4年(1871年)5月「新貨条令」が制定され、発行されました。(旧金貨)
明治30年(1897年)3月「貨幣法」が制定され、これにより「新金貨」が発行されました。
新金貨の量目(重さ)は、旧金貨の半分の量目です。
この量目の差により、旧10円金貨は「貨幣法」が発行された明治30年より、額面の2倍の金額である20円で通用するようになりました。
ちなみに、他の旧金貨(20円・5円・2円・1円)もすべて額面の2倍で通用するようになっています。
財務省が平成17年(2005年)10月から、財務省保有金貨のオークション(財務省放出金貨)が行われました。
写真を掲載しているのは、財務省保有枚数1731枚中、鑑定ランク「美品A」の内の1枚です。
「美品A」の最低落札価格は402,000円、最高落札価格は1,350,000円でした。
発行枚数は「日本貨幣カタログ」を基準に集計していますが、別の資料によると、明治3年と4年で26,787枚、また明治5、6、8、9、10、13年にも発行され、合計1,869,178枚となっており、若干の違いがありました。
古銭情報局内・関連
古銭博物館
古銭図書館
- 日本における金貨の歴史
- 新貨条令・貨幣法等に関する記述があります。
- 本位貨幣(ほんいかへい)<金本位制・銀本位制>