八咫烏50銭銀貨
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写真
写真は日本の貨幣コレクションのレプリカです。
<表面>
<裏面>
基本情報
直径 | 品位 | 量目 |
---|---|---|
24.85mm | 銀800・銅200 | 6.75g |
発行枚数
年号 | 総発行枚数 |
---|---|
大正7年(1918年) ~大正8年(1919年) |
31,180,000枚 |
備考
八咫烏50銭銀貨は、記年なし、ギザなし等の異なる図案や試作貨幣が存在していることから、かなり綿密な計画を立てて製造されていたようです。
大正15年の小型50銭試作銀貨も存在しています。
第一次世界大戦の影響で銀の価格が上昇したため、それまで使われていた「旭日50銭銀貨」から量目の減少・形態の縮小が第一に求められました。
しかし、銀価格の騰貴が予想より激しかったため、発行されるより前に銀地金の価格が額面の50銭を上回ってしまい、結局、大正8年(1919年)8月11日には製造を中止されてしまいました。
このことが原因となり、完成品が日本銀行に引き渡されていたにもかかわらず回収が行われ、流通することがありませんでした。
流通しておらず、鋳造期間も短いため、現在では100万円以上の価格で取引されている非常に珍しい銀貨です。
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